令和元年度の本園の研究
  
  
「地域に親しみをもつ子を育てるためには」

                  ―つながる喜びを感じて―

        

創立116年目の亀崎幼稚園は、平成27年度の4月に幼稚園型の認定こども園として生まれ変わり、新園舎でスタートしました。
本園は、地域の特性と幼児の実態を基に、平成30年度より本主題を設定し研究を進めてきました。各学年の発達に沿った長期的な見通しをもち、地域と関わりのある園行事の在り方を見直し、応答性のある交流を図ってきたことで、地域の人と互いに思い合い、幼児の心の育ちにつながる豊かな体験を積み重ねることができました。また、幼児の地域の人を思う気持ちを大切にし、気付きや発想を取り入れながら保護者と一緒に考える場をもち、継続して触れ合ってきたことで、地域とつながっていく喜びを感じるとともに、達成感や充実感を味わうことができました。
 今年度は、地域と互いに親しみをもって交流できるような取組を見直しながら進め、昨年度の課題である家庭への発信方法を探っていくことで、家庭と地域をつなぐ架け橋となることができるように、本主題を継続して研究を進めていきます。

各学年のねらい
<3歳児>
・先生との関わりの中で、安心感をもって生活する。
・幼稚園生活の中で出会う人と関わることを喜ぶ。
<4歳児>
・行事や園外保育等の中で、さまざまな人と関わったり、施設や名所に出掛けたりして、地域を知り興味関心をもつ。
<5歳児>
・地域の身近な人々との触れ合いの中で、地域のよさや人との関わり方に気付き、自分が役に立つ喜びを感じ、地域に親しみをもつようになる。